にっぽんの現場 「秋葉原年の瀬物語」

美少女系・メード・同人・ゲーム、先端の人びとの内面
12月27日(火) 21:15〜21:58 NHK総合

◇さまざまな街の姿をテレビカメラでとらえ、その現場で起こっていることを通して現代社会の動きを探る2回目。つくばエクスプレス開通や大型量販店の進出で大きく様変わりしようとしている東京・秋葉原の年の瀬を伝える。ラジオマニアのためのパーツショップから始まり、パソコンやアニメ、同人誌、メードカフェなどさまざまな店が混然とする電気街・秋葉原は、常に"個"のこだわりに応えながら発展してきた。そこで生まれた文化の中には、やがてメジャーとなり流行を形作っていくものも少なくない。
◇電気街として世界に名高い秋葉原は大きく変貌を遂げようとしている。その原動力となっているのが、路地の隅々で増殖する「個の文化」。古くはラジオマニアのためのパーツショップを起点として、今ではパソコンやゲーム、アニメ、フィギュア、そしてメイドカフェなどの店が軒を連ねている。秋葉原の街や文化の変遷をたどりながら、年の瀬でにぎわう12月のある一日の秋葉原に、数台のカメラを同時に走らせる。秋葉原にやってくる様々な「個」が秋葉原「街」に求めるものを追いかけ、21世紀日本の現代人像をあぶり出していく。